【開催報告】9/17短期集中子育て講座~絵本で育む自己肯定感~2回目

前回の第1回の講座では、漠然としている『自己肯定感』とは何か?をみんなで考え、自己肯定感について学びました。

第2回目は、自己肯定感を高める為の"年齢に合わせた絵本の選び方""絵本の読み方"について学びました。

『環境』を整えよう

絵本の読み聞かせをする時、環境作りが重要です。

.①絵本の環境
絵本はどのように並んでいるか
子どもの手が届く所にあるか


②読む環境
周りの音は気にならないか
何かの合間にしようとしていないか
光の加減はどうか


読み聞かせの体制
絵本を親子で共有できているか
眠たくなるような環境であるか(入眠のお手伝い)

これらを適切に整えることで、読み聞かせの効果がグンと上がります。

絵本は『読み方』が重要

そして最も重要なのは絵本の読み方です。

『絵本の読み方』なんてあるの?
『読み聞かせの環境』なんて関係ある?

と思われるかもしれません。

その場を良くする為にはどこに座るか、音、部屋の明るさなどは、心や脳などに影響を与えるので、読み聞かせによる自己肯定感UPに大きく関わってきます。

これは読み聞かせだけでなく、子どもの成長の関わりにも役立てる事ができます。
皆さんはどのような環境で絵本を読んでいますか?点検してみて下さい

年齢に合わせた絵本を読むメリット

みなさん、絵本を選ぶときには子どもの年齢に合わせて適切なもの選びたいと思いますよね。でも本屋さんや図書館に行くとたくさんの絵本があって、どれを選んだらいいのかわからない!ってことありませんか?

選ぶコツを知っていれば、年齢に合わせた良い絵本を見つけやすくなりますね。

【0歳〜2歳】
この時期の子どもたちは、実は絵本を絵本と認識していません。だからこそ、なめたりしても破れないものであったり、絵がわかりやすくシンプルなものがいいですね。

【3歳〜4歳】
言葉が面白く、飽きない年齢だこらこそ何度も何度も繰り返して読んでほしい時期。
季節を感じたり、自分の生活に密着してる絵本がお勧めですね。

【5歳〜6歳】
しゃべれるけれどまた字は読めない時期。
この時期は、自分の立場を教えてくれたり共感できたり、知らない世界や不思議な世界、昔話や神話など、歴史やルーツなどを伝えてあげられる絵本がお勧め。

【6歳〜学童期】
読み聞かせから読書へ導いていくお手伝いができる時期。
しかし、まだまだ読み聞かせをしてほしい年齢でもありますから、一日では読めない物語や読み物、面白くて、共感できて、感動するような心が動くようね内容を選ぶといいですね。

年齢に合わせて絵本を選び読み聞かせをすること

講座では、年齢別のオススメ絵本を実際に紹介しました。

それぞれの年齢に合わせて絵本を選び読み聞かせをすることは、
○心の安定
○親子の共通の言語を増やす
○脳を育てる
○生活を豊かにする
○疑似体験
○広い世界を知る

これらを育むことができます。

絵本は親子の宝物

親にできないことをしてくれる絵本。
絵本の力は無限であり、その本の魅力というのは、より子どもたちの世界を豊かなものになる時間を育ててくれます。

さらに幼少期に親子で読んだ絵本は、共通の思い出となり生き続けていく。これは親子のかけがえのない宝物となります。

1つでもたくさんの宝もを親子で共有したいですね。

次回は、いよいよ最終回の【読書と自立への導き】の開催報告をお届けさせて頂きます。

絵本で自己肯定感をUPさせる方法を「知る」「わかる」を。3回目は、それを実生活で「できる」ための仕上げとして開催しましたので、お楽しみに♪

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お母さん大学ohanaの開催報告は、内田侑希と運営前村が担当しています。

お母さん大学ohana

お母さん大学ohanaとは

三重県を中心に対面活動を中心に子育て支援を展開しています。 こんな時はどうしたらいいの?と悩んだ時、こうしたらいい!を学べる場所です。