【開催報告】5/7短期集中子育て講座~すぐ動く子になるための声かけ術1回目~
お母さん大学ohanahaの開催報告は、内田侑希と 運営の前村が担当します。よろしくお願いします。
さて、ついに始まりました!
お母さん大学ohanaになって初めての短期集中講座を、5月7日(火)に開催しました。新しい試みということで、どのくらいの方が来て下さるのだろう…と、私たち運営はドキドキしていましたが、なんと!!有り難いことに満席!!
ご参加頂きました皆さま、本当にありがとうございます。
※子育て短期集中講座は、全3回で開催しています。
講師、佐々木尚子の講座は、
①知る②わかる③できる
この3ステップで理解を深めて、日常生活で実践できるようにする子育てメソッドをお届けしています。
まずは①の「知る」。子育てはここからはじまります。
第1回目は、【すぐ動く子】とはどのような子どもなのかを考えるワークを行い、日ごろ深く考えない「子どもとは何か」、「親とは何か」、そして「子どもの成長に合わせた親の役割」についてを深堀していきました。
【ワーク①】「すぐ動く子」について考える
皆さんは、【「すぐ動く子になる」ための声かけ術】と聞くと、「子どもが自分(親)の言うことを聴き、すぐ動くようになる上手な声かけの仕方」を想像しますよね。
では、【上手な声かけの仕方】ってどんな声かけなのでしょう?
「こんな感じかな」とぼんやりと思い浮かぶかもしれないのですが、具体的に「これ」と言えるものを探し当てるのは難しいですよね。
同様に、
- 【すぐ動く子】ってどんな子?
- どうして【すぐ動く子】になってほしいの?
- 【すぐ動く子】はどんな大人になる?
これらの【すぐ動く子】のイメージや感情でぼんやりと想像するのではなく、【すぐ動く子】とはどういう子なのかを「言語化」することで、【自分の思考(考え方のクセ)】を知るワークも行いました。
普段、何気なく使ったり考えたりしている言葉を深堀りしていくことで、【すぐ動く子】って一体何なんだろう?と迷路に迷い込んだような感覚になってる方もいました。(笑)
しかし、これがとても大切なところ!
自分の考えていることを、具体的に言葉にするというのは練習が必要です。言語化という作業をすることで、自分がどう考えているかを整理し、自分の心の中や頭の中を点検することができます。
【ワーク②】目指す姿を具体化する
子育てママの大きな悩みのひとつに、「子どもが言うことを聞いてくれない」があります。
- 寝てくれない
- お風呂に入ってくれない
- 着替えてくれない
などなど。
「早くしてよーーーーーー!!!」
そう思ったことは一度や二度ではありませんよね。(笑)
ですが、現実的に1歳の子に「早く寝なさい!」と言っても寝ません。楽しいことがあれば寝ずに起きていたい。そう思う本能のままに生きている時期なのです。また、2歳や3歳でも難しい・・・。
ここで注目したいのは、大人が言ったことを理解して行動できるのは、月齢・年齢が大きく関わっているということです。
お母さんたちは、【年齢に応じた子どものできることの目安】を知らないまま子育てをスタートしています。だから、子どもが自分の思った通りに行動してくれなくてイライラしちゃう。生まれたばかりの赤ちゃんが何もできなくっても、同じ気持ちになりませんよね。
1歳ではこんなことができる。
2歳ではこんなことができる。
大切なことは、このように子どもの成長にあった「子どもの姿」を知り、親ができること知っておくこと。お母さんが年齢と子の育ちを知っていれば、「今はこんな時期なんだ」と思う事ができて楽になれます。
さらに、「人が言っていることを理解して行動できる」子どもに成長するためには、その連例になるまでの大人(特に母親)との関わり方がとても重要だということを改めて知り、学ぶことができました。
子どもとの適切なかかわり方を知れば、その年齢になるまでに、
- 子どもに何をしたらいいのか?
- 自分に何ができるのか?
これらを考えることができますね。ですがひとつ重要なポイントがあります。それは、いつでもできるわけではないということ!親が関わる事ができるのには、タイムリミットがあるということです!!
このように1回目の講座では「子どもを知る」ことから、子どもの成長を知り、「今の我が子」に必要な関わりと親の役割、そして関わり合えるにはタイムリミットがあるという大切な教えを学んでいきました。
次回は、「褒める&叱るをを超えた関わり方」。
【「すぐ動く子になる」ための声かけ】が【知る】から【わかる】ようになる内容でお届けします。
お母さん大学ohana
お母さん大学ohanaとは
三重県を中心に対面活動を中心に子育て支援を展開しています。 こんな時はどうしたらいいの?と悩んだ時、こうしたらいい!を学べる場所です。