【開催報告】10/1短期集中子育て講座~絵本で育む自己肯定感~最終回
3回にわたって開催してきました後期の短期集中講座。10/1に最終日を迎えました。
今回もたくさんご受講頂き、ありがとうございました。
第1回の講座では、『自己肯定感』について学び、第2回の講座では、自己肯定感を高める為の"年齢に合わせた絵本の選び方"、"絵本の読み方"について学びました。
お母さん大学ohanaでは、『知る』『わかる』『できる』というワンツースリーのステップを大切にしています。なぜなら知識を得るだけではなく、実際にそれを実生活で生かせるようにしてもらいたいから。すなわち、最後の"できる"というのが講座の肝になるわけなのです。
"できる"ようになるには!?
今回の絵本の講座を受講して下さった方が、この"できる"という所にたどり着くにはどうしたらいいか?を熟考した結果、
読み聞かせを『体験』してもらうことがベストだと考え、ラストの講座では尚子がオススメする絵本を受講生さんたちに読み聞かせしました。
読み聞かせを体験した感想とは?
大人になり、親になり、本を読んだり、子どもに読み聞かせをする機会はあるけれど、ほとんどの方が『読んでもらう』という経験はありません。
そこで皆さんには、
◯読んでくれる人をどう思ったのか
◯どんな気持ちになったのか
◯何を感じたのか
など読んでもらう体験をしたあと、ホットな気持ちで様々な問いかけと向き合ってもらきました。
素敵な感想をいただいたので紹介します。
【Aさん】
絵本の世界に入り込んでしまい、ドキドキ!ワクワク!ハラハラ!の連続で楽しかった。
【Bさん】
絵本を読んでもらう事って本当にない!読んでもらったら不思議で、力が抜けて自分が包まれてるような感覚だった。
【Cさん】
フラットな気持ちになれた。朝あった出来事すら忘れてしまえた。
【Dさん】
自分が体験した気持ちになれた。それを子どもがするってすごい事!ってただただ感動した。
絵本とは、読んでいるとその世界観は体験できないけれど、読んでもらうと体験できる。本当に不思議ですね。
子どもに与える読み聞かせの効果
絵本を通して擬似体験できるからこそ、わざわざ遠くに行かずとも、自然体験や特別な事をしてあげようと思わなくても大丈夫なんだよーと、尚子がそっと皆さんにメッセージをくれました。
どうしても何かさせたい!や特別な体験を!と思うのが親の性。しかし、そっと共に絵本という時間が親子をやさしく包んでくれることでしょう。
子育てのアプローチとは、数えきれないほどあります。その中で読み聞かせというアプローチは、簡単だし、失敗しないし、そしてとっても優秀!
子どもにとって絵本の読み聞かせの効果とは、
世界を広げてくれて、人生を応援してくれて、仲間になってくれて、そして自分の判断基準や道標になってくれて、多くの場面で役立つでしょう。
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子どもが親離れするまでに
読み聞かせを卒業して次は読書へと移行するわけですが、親からもらった読み聞かせというギフトは、人生の支えとなり、人間力を高めてくれるでしょう!
完璧な人間なんてこの世には存在しません。失敗することもしばしばです。
幼少期の読み聞かせが、『楽しくて面白い』そしてかけがえのない経験となることで、児童書へ移行し、子ども自身が自然に読書を始められるようになります。
親が知らない世界を子どもが持つこと。
子どもは、親離れして自立していきます。
寂しいかな?嬉しいかな?
子育てとは、必ずその日が訪れます。
それまでに、一冊でも多く一緒に読んでほしい。子どもの『子ども時代』には限りがあるのですから、そう願ってやまないと尚子は話します。
絵本の読み聞かせという時間が、あなたにとって、なくてはならない時間になるといいですね。
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お母さん大学ohanaの開催報告は、内田侑希と運営前村が担当しています。
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お母さん大学ohana
お母さん大学ohanaとは
三重県を中心に対面活動を中心に子育て支援を展開しています。 こんな時はどうしたらいいの?と悩んだ時、こうしたらいい!を学べる場所です。
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